こんにちは!
いかがお過ごしでしょうか。
まず始めに、インスタライブのご案内から☆彡
https://www.instagram.com/megumi.nakasone/
今夜21時からインスタライブを行います。
テーマは少し前にインスタのフィードに投稿して、
反響の大きかった「勉強している登販が
珍しがられる」問題☆
投稿のあと、メールやコメントでいろんな意見や
体験をお寄せいただきました。
この12年、登録販売者講師として活動をしていて、
ずっと感じてきている課題について話しながら、
みなさんのお話しも伺えたらいいなと思っています。
リアルタイム視聴できる方は是非!
勉強している登販が珍しがられる不思議な現象
インスタのフィードをご覧になっていない方はこちらから見れます。
https://www.instagram.com/p/C8ZYEq_iBZr/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
この12年、登録販売者講師として、合格後の登販さんのスキルアップを
サポートしてきましたが、その中でずっと耳にしてきたのは、、、
「合格後も勉強を続けていることを、周りには隠している」
「勉強していることを知られたくない」という声。
その理由として、「推売を押しつけられるから」
という声も多かったのですが、
勉強する雰囲気がほとんどないために、
「珍しがられる」「冷やかされる」というもの。
登販制度が誕生した当時は、私はドラッグストアで働いていて、
制度の移り変わりを現場で目の当たりにしていましたが、
当時は「合格すればそれでOK」という風潮がたしかにありましたし、
自分の意思ではなく、会社命令で資格を取得した人も多かったりして、
とにかく、当時は資格者の数を増やすことに重きを置いていました。
もちろん、自分の意思で受験を決めて、志を持って勉強している
登販さんも大勢いらっしゃいましたが、
受験対策のサポートは手厚くても、合格後のサポートはほぼゼロ
という企業さんがほとんどでしたので、
合格後の勉強を独学で続けて行くことは、困難なことも多かったはず。
また、資格は取ったとしても、その後にお薬の接客をする機会が
ほぼほぼ無かった場合には、知識やスキルを生かす場がないので、
「勉強しても意味がない・・」と意欲を無くしてしまった方も
多かったかもしれません。
そんな中でも、医薬品担当として薬の相談を受ける立場にある
登販さん達は、接客のたびに自分の実力の無さに直面し、
今のままではダメだ!と奮起して、自分で勉強できる場を捜して、
私の講座やスクールに来てくださっていました。
直面してはじめて、資格の責任の重さに気づくんですね。
逆に言うと、
接客で何も答えられなくて悔しい思いをしたり、
間違った情報提供や商品提案をして、あとでヒヤッとしたり、
お客さまから大きなクレームを受けたり、、、
そんな体験を一度もしたことがない登販さんは、
勉強することの大事さに気づきにくいのかもしれません。
当時私が働いていたドラッグストアでも、
合格したら勉強は終わり!ということで、
来年受験する人にテキストを譲ったりしていましたし、
「合格後のお薬の勉強会をやらせてほしい」と
会社に要望しても直ちに却下されてしまってました。
結果、せっかく登販になっても、現場で挫折してまって、
辞めていく方々を大勢見ていたので、
この状況を何とかしたいという思いから、
国も企業もサポートしないのなら、私がやろう!と、
会社を辞めて講師として活動する決意をしたのでした。
その後、全国のたくさんの登販さんと関わらせていただきながら、
登販制度誕生からの約15年を一緒に走ってきたわけですが、
当時は、合格後も勉強を続けるという認識が薄く、
私の講座に辿り着いた方々というのは、
全体の中ではごく一部の方だったのかもしれません。
医療に関係する資格ですから、その資格を使って仕事をする以上、
学習は生涯続くわけなんですが、業界全体の意識は低く、
真面目に勉強している人が珍しがられてしまう風潮は、
当時はかなり強かったと思います。
しかし、そんな風潮も徐々に変化していると感じています。
何より、2015年から受験資格が緩和されて、
実務経験がなくても受験できるようになったことで、
登録販売者という資格に魅力を感じて、
この仕事をしたい!と思って資格を取る方も増えたと思います。
262の法則
262の法則というのをご存じでしょうか?
「働きアリ(蜂)の法則」との呼ばれることがありますが、
ハチやアリの集団では
「積極的に食糧を集める2割」
「普通の働きをする6割」
「怠ける2割」に分かれる現象が由来の言葉だそうで・・。
仮に上位の2割のみを選抜して新たに集団を作っても、
いつの間にか「2:6:2」の割合に戻ってしまうそうです。
これは人間の「組織」などにも当てはめられるようで、
・成果を出す2割
・中位の6割
・意欲がなく成果を出さない2割
この割合にどうしてもなってしまう。
この理論を講師として活動を始めた頃に知ったのですが、
当時、登録販売者として一生懸命スキルアップしている人は、
全体の1-2割くらいだと感じていましたので、「なるほど!」と
腑に落ちた記憶があります。
話しが長くなってしまいましたが、
一生懸命勉強していることを周囲に珍しがられていたとしても、
堂々としていていいと思いますし、
本来は、勉強していない人の方が困っているはずなので、
勉強する楽しさや大事さを、伝えていってもらえたらなと思っています。
そんな話しを、今夜のインスタライブでもまったりとしていきますので、
タイミングの合う方はぜひ、ご視聴くださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
m(_ _)m
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