こんにちは、登録販売者講師の仲宗根です。
今日は大雪の予報が出ているところもありますが、みなさんのお住いの地域はどうでしょうか?
私は明後日から大阪出張なのですが、予報では大阪もとても気温が低いようですね。使い捨てカイロ持参で乗り切りたいと思います
さて、昨年2017年の登録販売者試験に合格して、従事登録を終え、店頭に立ち始める方々もぼちぼち増えてくる1月ですが、
実務経験がほとんどない方の場合は、まず商品名やカテゴリなどを覚えることからスタートすると思います。
お店でお客様から聞かれるのは、商品に関することがほとんどですから、まず商品を把握していないと仕事が進みません。
そして、ある程度商品名などが頭に入ってくると、今度は似たような商品がいろいろあることに気づきます。
たとえば、風邪薬も同じような成分構成の商品がたくさんあるわけですね。8割くらいは同じ構成なんだけど、1つか2つ成分が違う・・とか、主薬がイブプロフェンかアセトアミノフェンか、とか。
そんな時、「効果の違い」「作用の違い」が分からない・・という質問メールが、私のところによく届きますが、
商品の特徴が理解できない、商品と商品の違いが分からないというのは、成分の知識が定着していないからなんですね。
同じように、漢方薬の場合も「生薬」の作用を理解していないと、その処方の特徴や効果が理解できません。
成分(生薬も含む)を知ることは、基本中の基本で、商品の特徴や効果を理解するには、絶対に欠かせない知識なのです。
詳しく勉強し直したい人は、登録販売者試験のテキストで復習してもいいと思いますし、ネット検索でも情報はたくさん出てきますから、カテゴリを絞って少しずつ学習してみてくださいね
一般の方向けのページですので、簡単な解説になっていますが、OTCの成分を50音順に見れるサイトがあります。
ビタミンやミネラル、その他の栄養素の働きや、欠乏症、過剰症などを分かりやすく解説しています。
代表的な生薬について、その薬効などを解説している生薬辞典。
いずれも、一般の方々向けのページとなっていますので、説明は簡易ですが、一覧で見やすくなっています。苦手な人は専門書よりもこうしたサイトを利用してみるといいですね。
で、少しずつ理解が進んだら、自分に合った専門書を探して学習してみてください