接客ってムズカシイ!

どうしても何か薬を飲みたい(もしくは、飲ませたい)人たち

2017年4月22日

こんにちは、登録販売者講師の仲宗根恵です。

 

昨日、東京出張から帰ってきて、帰宅後すぐに自宅近くのドラッグストアへ行ってきたのですが、そこで見かけた接客風景が「あるある」な事例だったので、ちょっと書いてみたいと思います。

 

店頭には、薬を使いたい本人ではなく、代理の方が来店されることもよくありますね。

 

薬を使う人に頼まれて来店するケースもあれば、頼まれてもいないのに親切心(?)で買い物に来られる方もいます。

 

昨日、お店で見かけた方は、「孫が下痢をしてるから下痢止めを飲ませたい。そして、食欲もなくてご飯を食べないから、栄養ドリンクを飲ませたい」と、登録販売者さんに相談していました。

 

お孫さんは、風邪をひいているのか?、熱はないのか?など、登録販売者さんはいろいろと質問をしていましたが、すべて「分からないのよ」と回答されていて、、、あせる

 

 

 

でも、こういうこと、本当によくあるんですよね~。

 

本人の症状や意思を確認しないまま薬を買いに来られる人の対応って、難しいですね。

 

止めない方がいい下痢もあるから、下痢止め薬は(お孫さんの)お母さんに確認してから買われてはどうでしょうか?

栄養ドリンクも確認してからの方がいいと思いますが、、、

 

と、提案しているのですが、「どうしても買って帰りたい」と粘っておられました(苦笑)。

 

下痢してる時に栄養ドリンクっていうのも、、、

 

水分が摂れていたら、少々食欲がなくても大丈夫なんですが、御婆様としては、可哀そうに思うんでしょう。

 

この事例は、薬を飲むのは小さなお子さんだったので、代理人が来店されるのも理解できるんですが、

 

飲む人の了解を得ないまま、症状の確認もないままでは、売りづらいですね。

 

急いでいたので、最後まで見届けられませんでしたが、頑張れ!と登録販売者さんに心の中でエールを送りながら、お店を後にしました(笑)

 

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