登録販売者について

市販薬は「つらくても頑張る」ためのものではない

こんにちは!

登録販売者講師の仲宗根です。

 

いかがお過ごしでしょうか。

 

私が住む沖縄は、

今日も早朝から大雨に見舞われています。

 

全国的に雨のようですが、

このところの雨による気温低下で、

体調を崩されてはいませんか?

 

体調を崩しやすい時期ですから、

皆さんもどうぞご自愛ください。

 

さて、

先日から呼びかけている

登録販売者キャッチコピーに、

昨日もエントリーがありましたので、

ブログの後半でご紹介いたします☆彡

 

 

市販薬は「つらくても頑張る」ためのものではない

 

市販薬に関連した

キャッチコピーを検索していて、

ふと感じたことですが、

 

店頭に立って相談を受けていると、

「会社を休めない」

「子供が小さいので家でゆっくり寝られない」

といった声を耳にすることが多く、

 

「つらいけど休めない」

 という理由から、

 

「よく効く市販薬を!!!」という要望は、

昔も今もとても多いように思います。

 

そして、

「つらくても頑張ること」を

良しとするかのように謳った広告が、

市販薬にはちらほら見受けられますね。

 

 

24時間戦えますか

 

今から34年前の1988年、

第一三共のリゲインのキャッチコピーは、

若い人はご存じないかもしれませんが、

当時はTVコマーシャルでガンガン流れていました。

 

 

リゲイン

 リゲイン(第一三共)

https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/brand/regain/

 

 

その後、リゲインのキャッチコピーは

下記のように変化しているようです。

 

1992年 全力で行く。リゲインで行く

1994年 くやしいけれど、仕事が好き

1996年 その疲れに、リゲインを

1999年 たまった疲れに

2014年 3、4時間戦えますか

 

 

リゲインは、主にビジネスマンや

サラリーマンの方々をターゲットに

キャッチコピーを練っていたと思われますが、

 

時代の流れとともに、

キャッチコピーの言葉が

柔らかくなっていますね(^_^)

 

風邪でも、絶対に休めないあなたへ。

 

これも有名なキャッチコピーですが、

エスエス製薬のエスタックイブのCMで、

タレントの有吉弘行さんが言う台詞です。

 

エスエス製薬のエスタックイブ

エスタックイブEX(エスエス製薬)

https://www.ssp.co.jp/stac/

 

 

2016年だったと記憶していますが、、、

 

風邪でも出勤することを強いられているように感じるなどと、

論争が起きたりして何かと話題になりましたね。

コピー変更を望む署名運動も起きました。

 

店頭で接客していると、

「風邪をひいても休めない」

「休みたいけど無理!」

という声は本当によく耳にしていました。

(今もあるかもしれませんが)

 

コロナ禍になってからは、

以前よりもだいぶ

休みやすくなっているのではないでしょうか。

 

厚労省も「風邪の症状がある時は、

会社を休むように」と呼びかけています。

 

 

かぜの時は、お家で休もう!

 

2020年、シオノギヘルスケアの広告

「かぜの時は、お家で休もう!」は、

 

「働き方」に注目が集まる中で、

風邪薬の広告としては、

斬新なものでしたね。

 

今の時代を反映しているコピーとも言えます。

 

風邪をひいたら、家でゆっくり休むって、

ごく当たり前のことなのですが、

メーカーが堂々と発信してくれたことで、

 

「嬉しい」「有難い」「優しい広告」

などとSNSでも反響がありました。

 

 

PL顆粒

パイロンPLシリーズ

https://www.shionogi-hc.co.jp/pylon-pl-karyu.html

 

 

「疲れた」なんて言えない方へ

 

日本では「休まない」人が評価されたり、

根性論的なものが

特に昭和の時代にはあったかもしれませんが、

 

弱音を吐きづらい環境は、

今も続いているのかもしれません。

 

 

チョコラBB

チョコラBBドリンクシリーズ

https://www.chocola.com/tsukare.html

 

 

本来なら、

疲れている時は「疲れた」と言えたり、

気兼ねなく休める環境があるといいですよね。

 

 

市販薬は、辛い症状を一時的に緩和する

対症療法ということは、

登録販売者の皆さんはよく理解していると思いますが、

 

もっと重要なのは、

体調不良の時には、しっかり休むこと。

 

無理して頑張ることを良しとしないこと。

 

そんな優しい世の中になったらいいなと感じています。

 

 

エントリーいただいた言葉たち

 

登録販売者キャッチコピーに、

エントリーしてくださり、

ありがとうございました!

 

言葉に込めた思いに、

私自身も元気をいただきました☆

 

 

「目の前にいるあなたのオンリーワンでありたい。」
  

●キャッチコピーに込めた思い

登録販売者さんも薬剤師も、薬の専門家。
常に目の前にいる相手に対しての、かけがえのない存在でありたい。

相手にとっては、ひとりの薬の専門家。
私たち医療従事者にとっては、関わるすべての患者さん(消費者)のひとり。

「あの人に聞きたい」「あの人は私に対して一生懸命だ」と

再び訪ねられる存在でいつもありたいとの思いを込めて。

応募してくださった方:小川京子さん

 

 

身近な健康カウンセラー「医薬品登録販売者」
  

●キャッチコピーに込めた思い

売場ではお身体のお悩みや日用品のご相談も気軽に
して頂ける存在だと思っています。

時には受診をお勧めしますが
いつもお客さまの心も身体も健康を
応援させて頂きたいと思ってます。

そして私たち登販も心も身体も健康でいましょう。

応募してくださった方:F・Kさん

 

 

「医薬品登録販売者は一般薬の専門家です」
  

●キャッチコピーに込めた思い

我々登録販売者は薬の専門家である、という自覚、

学ぶ意欲の向上と、お客さんへのアピール。

コピーのあとに、「お気軽にご相談ください」
といれるとよいと考えます。

じつは、10数年前、

日本整形外科学会が同様なポスターを配布、

病院や整形外科クリニックに掲示され、一部で話題になりました。
(パクリかも、てすが)

応募してくださった方:栗田雅人さん

 

 

いかがでしたか?(^^)

共感できるなぁ!

この言葉いいなぁ!

と思えるキャッチコピーはありましたか?

 

皆さんの感想も

お聞かせいただけると嬉しいです^^

 

 

「登録販売者」のキャッチコピーを募集しています☆

 

キャッチコピーでも、

スローガンでもいいのですが、

登録販売者の皆さんが元気になれるような言葉を、

募集しています!

 

ぜひ、こちらからエントリーしてください☆彡

     ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

登録販売者キャッチコピーを一緒に考えよう☆

 

※6月末まで受け付けます。

 

応募していただいたキャッチコピーは、

ブログやメルマガ等でご紹介させていただきながら、

最終的には皆さんの投票で決めたいと思っています。

 

登録販売者業界を照らすような言葉を、

皆さんと一緒に考えていけたら嬉しいです!

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

m(_ _)m

 

 

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