登録販売者について

OTC販売の役割は病気の予防と健康維持

2022年2月4日

こんにちは!

登録販売者講師の仲宗根恵です。

 

いかがお過ごしでしょうか。

 

今日2月4日は二十四節気の一つの「立春」。

暦の上では春が始まる日で、

1年の始まりとされる日です。

 

2月1日は旧暦のお正月でしたし、

個人的には、新暦の元旦よりも、

旧暦の方が「新年」という感じがして、

気持ちが引き締まります(^_^)

 

 

OTC販売の役割は病気の予防と健康維持

 

先日、調剤薬局で働く薬剤師さんと

セルフメディケーションについて話す機会があったのですが、

 

医療用医薬品がメインの調剤薬局と、

市販薬がメインのドラッグストアでは、

視点がまったく違うと話していらっしゃいました。

 

調剤薬局では、

医師の診断により処方された薬について、

服薬指導やリスク管理を行いますが、

 

患者さんの話をじっくり伺うというよりは、

副作用、食品や他の薬との併用など、

使用方法について指導や説明をしていく役割ですね。

 

一方、ドラッグストアでは、

どちらかというと、お客様の話を伺う役割がメインで、

カウンセラー的な役割もあるように感じます。

 

薬剤師は薬を見て、登録販売者は人を見る。

なんて言葉も耳にしますが、

 

同じ薬を扱う資格ではありながら、

視点や役割が大きく違うなと、

私も常々感じてきました。

 

症状を聴き取って、一緒に原因を考えたり、

不調の解消方法や予防法をお伝えしたり、

「相談に応える」役割が大きいですよね。

 

一般的なドラッグストアでは、

「相談料」をいただくわけにいかないし、

 

小売業なので、

もちろん売上を上げることも求められるわけですが、、、

 

OTCを販売しながらも、

健康維持や予防に関連した商品を提案したり、

情報提供していくことは可能ですよね。

 

昔ながらの薬屋で生まれ育った私には、

薬屋は地域の方々の健康相談に応える場所

というイメージが強く、

 

やはり、

それは時代が変わっても不変だと思っています。

 

コロナ禍によって人々の予防意識、

健康意識も高まっていますから、

 

「相談に応えられる店や人」は、

重要な人材になっていくのではないでしょうか。

 

そんな専門知識が身につくと、

きっと自分自身や家族の健康管理にも役立ちますし、

 

地域の方々やお客様への貢献ができることは、

大きな喜びでもあると思います。

 

登録販売者が果たせる役割は、

もっともっとたくさんあると思いますので、

 

私たちに何ができるのか?を、

2022年も皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。

 

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

m(_ _)m

 

 

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