勉強法について

病態の勉強を始める時の順序

2017年2月27日

こんにちは、登録販売者講師の仲宗根恵です。

 

先ほど、Twitterでもつぶやいたのですが、病態の勉強をする時、学習する順番のようなものがあると私は思っています。

 

店頭でお客様から症状を訴えられた時に、病態の知識が頭に入っていないと、状態を把握することがとても難しいです。

 

常日頃から、「病態を勉強しましょう」と私はよく言っているんですが、「何から始めたらいいのか?」と悩む新人さんも多いと思います。

 

病態の勉強をしたい場合、いきなり難しい病気から始めるのではなく、まずは日常で起こりやすい不調について調べてみるといいです。血行不良、倦怠感、食欲不振、冷え、、、など。
血液の役割や各臓器の働き、自律神経の働きなどが頭に入っていると、学習がスムーズに進みます。

 

店頭では、お客様は自分の「症状」をお話ししてくださいますから、その症状がどんな原因によって起こっているのか?が理解できないと、商品に辿り着けません。

 

で、その仕組みを理解するには、人体の仕組みがある程度理解できている必要があります。

 

お客様が訴える症状が理解できない場合や、何を質問したらいいのか分からないという人は、体の仕組みを勉強してみてくださいネ。

 

 

 

私たちの体は、各臓器の働きによって維持されています。

 

心臓の心拍数が一日約10万回、1回の心拍出量は4~5L。こうしている間も私の体の中で絶え間なく血液が循環しています。

 

暑い時は汗をかき、摂った水分は尿となって出ていき、食べたものは便となって排泄される。そういった体のメカニズムって、普段はあまり深く考えないものです(笑)。

 

食べたものが、どの器官でどう処理されて、どんな経過をたどるのか、食事のたびに考える人はあまりいないと思います(笑)。

 

交感神経と副交感神経の働きも同じです。普段は意識していませんね。

 

でも、病態の知識を積み重ねる上では、こうした知識をしっかり理解しておくことが大事です。

 

まずは、自分の体の仕組みに興味を持って調べてみるといいですね。

 

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