店頭でお客様に相談をされて、
上手く答えられずに困った経験は誰にでもあると思います。
登録販売者に限らず、薬剤師や薬種商も、
新人の頃には 皆さんそんな経験があったはず。
どんな相談や質問にも、何でも答えられるようになるには、何年もかかります。
100人のお客さんがいたら、100通りのケースがあるからです。
一般用医薬品は比較的安全だから、
ちょっとくらい飲みまちがっても大丈夫・・なんてのは大きな誤解。
基礎疾患をお持ちの方や高齢者、小児の場合には、
市販の医薬品が命を脅かすこともあるんです。
だから、
私たち登録販売者は、正しい知識を身につけて、
お客様に的確な情報提供をしなければいけません。
私の職場で新しく誕生した7人の登録販売者たちのために、
来月から「実践勉強会」というのがスタートするのですが、
その勉強会のテキストとして使用するのがこのテキストです。
風邪薬、胃腸薬、点眼薬、皮膚病薬、などのカテゴリ別に、
① 接客フロー
② 販売時のアドバイス
③ 販売シュミレーション
④ 接客例
⑤ 販売上の注意
などが、難しい言葉を使わずに分かりやすく解説されています。
また、
基礎疾患を抱えた方や妊婦さん・高齢者・小児への対応、
店頭で「してはいけないこと」 「言ってはいけないこと」など、
新人さんには ちょっと難しい対応について、
詳しく解説してくれているのも嬉しいですね。
巻末に市販の一般用医薬品の製品リストが掲載されているのも、すごーく有難い!
製薬会社別、製品名別(50音別)に記載されていて、
現在、販売されているOTC薬をほとんど網羅しています。
新人登録販売者にとって 非常に役立つ1冊ですよ☆
ぜひゲットして欲しいと思います!